2012年2月27日月曜日

HTML5&JavaScript Hackathon in Fukui 2012 を見学してきました





先週の土曜日(2月25日)に、鯖江のめがね会館jig.jpさんの会議室で、「HTML5&JavaScript Hackathon in Fukui 2012」のアイデアソンイベントがあるということで見学させていただいたきました。

主催者(チューター) 4人組

このイベントは、民間の若手技術者4名が独自に企画したもので、社会人のソフト開発者を中心に28名が参加。5~6名が1チームになり、Webサービス・アプリケーション、スマートフォンアプリ等を、自由なアイデアのもとに開発するというユニークなものです。


今回見学したのは、開発するアプリの内容・テーマを決めるアイデアソンというパートで、テーマごとにグループにわかれた後、開発するソフトの内容についてアイデアを出し合いあいます。約2時間程度の議論した後、グループごとに発表。

この日はここまでで終了で、次週に今回の内容を踏まえ一日ひたすら開発するハッカソンというパートが行われ、いちおう夕方にはひとつのサービスが完成するという流れになっています。

アイデアソン 運営ガイド - Google Developer Relations Japan
ハッカソンとは(Hackathonとは) - IT+




東京などではかなり頻繁に実施あれているようですが、福井では有志により年に何度かしか実施されていないようです。


参加者は休みを潰してまで自主的に参加したとあって、かなり熱心に取り組まれてました(欠席者が1名もいない(全員参加)のがスゴイ!)。
参加された方に聞いたところでは、参加した目的は「自分のスキルアップのため参加した」という方から「なんとなく参加した」という方までいろいろな感じでしたが、共通していただのは、全員が楽しそうに、積極的に議論に参加いていたってことですね。

そうそう、次週のハッカソン終了後は、打ち上げで「やきとりの名門 秋吉」にいくことがセットされていて、その場での参加者確認では全員参加という・・・すでにそこまでがひとつのイベントとでもいうような自然な雰囲気でした(笑)
そういう楽しみもセットで参加されるんでしょうね。


会場の熱気は予想以上のものでした。日頃、仕事柄IT系研修の企画運営をしているんですが、企業から派遣されてくる参加者とはかなり雰囲気が違ってましたね。そのワクワクする感覚は実際見てみないと感じられなかったと思うので、実際に見学して良かったです。

職業技術者としてお客さんの要求にそったものを作るというのは仕事だから当然としても、自分の作りたいものを作るという行為は、今後、県内のソフトウェア開発人材のスキルアップやIT産業の活性化にとても大事になってくると感じました。

ということで、センターとしてもこういった前向きな活動を何らかのカタチで支援していけるよう、何か事業化できればな、と。ただ、うちが前にでると何か違うような気がするので、自主的な活動を支援するカタチでできるといいなー、と妄想しました。




以下、メモ的に。


  • 実施にはチューターみたいな役割の人が複数人必要(今回のイベントでは四人)。
  • チューター役の人も楽しんでいる雰囲気で、参加者も安心して参加できるような感じがした。(頼れる兄貴って感じ)
  • チューターの存在がかなり重要
  • 特に「こうしないといけない」というルールはないが、最初にドキュメント(GoogleDocsやDropbox)の共有の方法だけ説明していた。
  • 技術的な疑問については、チューター役が相談にのる。ツイッターやフェイスブックで。
  • 13時でアイデアソンが終了しても、ほどんどの方が残っていた。開発の役割分担まで決めてから帰ろうという感じ。そういう意味ではイベントを午前中にもってきたのは正解な気がする。
  • 発表はみんなノリノリで楽しそうで、即興で演技しながらプレゼンしている人もいた。かなり面白かった(笑)
  • 主催者のおひとりにお聞きしたところ、前回は、ほぼ一年前に実施したとのこと。本当は3ヶ月に一回くらいできると良いのかなー、ってことでした。
  • 若い技術者の方はこういうイベントに積極的に参加して欲しい
  • 当センターとしてもこういう取り組みを支援していかないといけない。
  • 今回の「HTML5&JavaScript」は、かなり良いテーマ。
  • 結論いうと、大感動!
  • このロゴもいい雰囲気で、こういうパーツも大事なんでしょうね。

Image_original

あとは当日のスナップ


当日のスケジュール















グループわけ・・・作りたいテーマに自由に立候補















討議中















盛り上がる発表















開発ソフト名がでそろった















ついでにandroidキャラと記念写真

















次週はハッカソンということで、参加者の方には、ぜひがんばっていただきたいです。


# 優勝者にうちから何かノベルティ的なものがだせるといいな。












2012年2月24日金曜日

福井ビズカフェin勝山のテーマは、ソーシャルメディアの活用

来週の木曜日3月1日の夜に、福井ビズカフェin勝山を開催いたします。

今回のテーマは、ソーシャルメディアのビジネス活用ということで、FacebookやUstream、ブログ等を活用しビジネスを活性化する方法を、事例発表と参加者同士のディスカッションで学びます。




【福井ビズカフェ#5】福井ビズカフェ in 勝山

 ソーシャルメディアでビジネスを活性化する私のやり方

 日 時:2012年 3月 1日(木)  18:30-21:00
 会 場:奥越地域地場産業振興センター(勝山市片瀬町1丁目402番地
 参加費:500円(税込、飲食代込)
 内 容:セミナー+ディスカッション
 対象者:以下に該当する方
       (1)創業して間もない方、創業を検討している方、
      (2)企業内で新しい事業にチャレンジしている方
      (3)その他、ビジネスに関してゆっくり意見交換をしたい方
 定 員:20名

お申し込みボタンはページの末尾にあります。
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いま何かと話題のソーシャルメディア。ビジネスに活用しようという機運も高まっています。
今回の福井ビズカフェin勝山では、実際に活発に活用している実践者の事例をもとに、自分にあった活用法についてディスカッションします。

福井ビズカフェのディスカッションは1グループ7~8名でおこなっており、参加者からは話しやすいと好評をいただいています。 

事例発表

<事例発表1> Facebook、Ustreamを楽しもう!
田辺 一雄氏(株式会社エムディエス 代表取締役)
1973年生まれ。綜合警備保障(株)で機械警備のシステムなどに携わり、2000年、エムディエスを設立。データ復旧事業を中心に、現在はiPhone 修理、マリンレジャー事業、USTREAM 配信事業も展開し、facebook やtwitterによる集客に積極的に取り組んでいる。マインドシェアをしっかりとつかむのは県内でも1,2を争う存在。

<事例発表2> ブログ、Facebook、ホームページを連携させる、私のやり方
林 智之(有限会社ふくいみらい社 代表取締役)

1974年福井県福井市生まれ。有限会社ふくいみらい社を両親と設立。終身介護付有料老人ホームとカフェの複合施設を経営。ブログやfacebookなどを駆使し、カフェでのビジネス交流会や勉強会を積極的に開催。
ブログとFacebookを組み合わせ、人とビジネスが集まる仕掛けを展開し、起業者の発掘・交流とビジネスマッチングに取り組む。

ディスカッション

事例講師とメンターを進行役に、自社での活用法をディスカッションします。
<メンター>
福井が生んだ“風雲児”が考えるビジネスとは?
どんまゐ鈴木氏(株式会社ウォンツ 代表取締役会長)

【略歴】1972年福井県鯖江市生まれ。本名は鈴木洋。2000年にパソコン教室を開業。2002年パソコン教材の制作、販売を手掛ける㈱ウォンツを設立。2010年、経営を後継者にまかせ社長から会長となる。現在は、「111人の社長を作りたい!」という夢に向かって全国を駆け回っている。
その他、経営者の本音トークを展開するラジオ番組『福井あばさけビジネス道(FM 福井)』のパーソナリティ、3兄弟ユニット「一途」を結成しミュージシャン活動を行うなどマルチに活躍中。

このイベントに参加すると良いと思われるのは、以下のような皆さまです。
・ビジネスの新しいヒントを得たい方
・起業について興味のある方
・起業されて間もない方でパートナーを探している方
・インターネットをビジネスに活かしたいと考えている方
・仕事へのモチベーションを高めたい方
・ビジネスパートナーを見つけたい方

前向きに行動するあなたの参加をお待ちしています。

どっと混む「ひよこ組」は女性中心。一年後が楽しみです

昨日、福井インターネット通販研究会(どっと混むふくい)の分科会「ひよこ組」の今年度1回目の会合がありました。会場は、福井県中小企業産業大学校の第1演習室、参加者は15、6名くらい(正確な人数を把握するの忘れました(^^;)

ひよこ組は、「ネットショップを初めて間がなく、これから頑張っていこう」という方をメンバーとした20名程度のグループ。(どっと混むふくいの会員数は80名弱)

活動を開始するにあたり、リーダーの募集をしたところ2名の方が手を挙げられたんですが、それがどちらも女性の方でした。こういう勉強会で自分からリーダーを買って出るというのはあまりないことで、驚いたと同時に頼もしいですね。

昨日の勉強会もリーダーを中心に約2時間きっちり議論ができましたし、参加者のモチベーションも高いのでかなり良い会になるのではないかと期待が高まりました!


ちなみにリーダーは以下の2人体制

はな里 の井さん
ヒロセ の大石さん


今回の勉強会は21時くらいに終わり、希望者だけで懇親会ということになったんですが、男性だと居酒屋とかになるところが、さすが女性リーダー、会場をサルバドニカという手作りケーキの店に設定。なかなか新鮮でした。

会話のなかでも、若い女性の商品選びの目線をバシバシ教えてもらいました。いやー、女性の感覚って聞いてみないとわからないなー、と実感しました。


年末には、このなかから、売り上げが伸びて成功しているショップが出てくるよう、私も精一杯サポートしていこうと思います。


一年後が楽しみです(^^)


そうそう、それと、3月1日の夜にソーシャルメディアの活用をテーマに福井ビズカフェin勝山を実施しますので、お時間のある方は是非ご参加くださいませ。

2012年2月23日木曜日

熊堂ITビジネスミーティング vol.1 「スマホ&クラウドのビジネス展開の勘所と技術展望」




一昨日のことになりますが、新しい勉強会「熊堂ITビジネスミーティング」の第1回目を、福井県産業情報センタービルの8階SOHOサロンで実施しました。

この勉強会は、福井県産業情報センタービルのインキュベートルーム(創業支援オフィス)に入居されている起業者の方を中心に、知識の習得とビジネスマッチングを目的として企画しました。

記念すべき1回目は、鯖江でフリーランスのIT技術者として活動している(16年目らしいです!)、福嶋義之さんをゲストにお迎えし「スマホ&クラウドのビジネス展開の勘所と技術展望」というテーマで実施させていただきました。


ミーティング時間は2時間で、構成は、冒頭40分程度福嶋さんからテーマにそったお話をいただいたあと、自由なディスカッションをしていただくというカタチで実施しました。

福嶋さんからは、技術的な話題から、営業の方法まで多岐にわたり、ここでは書きづらいほどの生々しいお話もいただいて、とても面白かったです。特にビジネス展開の勘所での福嶋さん流の営業方法にはフリーランスとしての凄みをみた思いです(笑)

あと、「福井にはスマホアプリをデザインしてくれる人(できる人)が少ない」とか「スマホやケータイの動作確認の仕事が意外と良い」とか「いつバブルが弾けるかもしれないけど、ソーシャルゲーム開発の仕事はやっぱり多い」とか一般論でなく実感を元にした意見が参考になりますね。

ディスカッションも予想以上に盛り上がって、楽しく有意義なミーティングとなりました。(最初はディスカッションがどこまで盛り上がるか心配な部分もあったんです。)

<福嶋さんのお話の主な内容>
  • 自己紹介
    • 業務内容
    • 取引先・内容の構成
  • 私が思うビジネス展開の勘所 スマホ(+タブレット)編
  • 私が思うビジネス展開の技術展望 スマホ(+タブレット)編
    • 私が思うはまりどころ
  • 私が思うビジネス展開の勘所 クラウド編
    • 私が思うはまりどころ
  • 交流タイム

    参加いただいたのは、インキュベートルーム入居者から6名福井コミュニケーションサービスさん(2名)、システムエルフさん(2名)、SACオフィスさん(1名)、NESTECさん(1名))、入居者以外から5名合計11名の方。

    当初から知識の習得だけでなくビジネスマッチングの場としたいという思いもありましたので、入居者とそれ以外の方がほぼ同数になったのは良い感じでした。

    これからもあまり参加者数にはこだわらず、有意義なディスカッションとビジネスマッチングの場にばっていくように気負いなく継続していければと思っています。


    そういえば、システムエルフさんはスマホ系はまだ手がけていないのかなー、と思っていたのですが、当日参加していただいた技術者の方が個人的にアプリを作って公開しているとのこと(百人一首の読み上げアプリらしい)で、そんな話を聞けたのも楽しかったです。

    ということで、第1回目の熊堂ITビジネスミーティングは、良いスタートを切れたのではないかと思います。福嶋さん、ご参加いただいた皆さまありがとうございました!



    (当日のスナップ)