先週の土曜日(2月25日)に、鯖江のめがね会館jig.jpさんの会議室で、「HTML5&JavaScript Hackathon in Fukui 2012」のアイデアソンイベントがあるということで見学させていただいたきました。
主催者(チューター) 4人組 |
このイベントは、民間の若手技術者4名が独自に企画したもので、社会人のソフト開発者を中心に28名が参加。5~6名が1チームになり、Webサービス・アプリケーション、スマートフォンアプリ等を、自由なアイデアのもとに開発するというユニークなものです。
今回見学したのは、開発するアプリの内容・テーマを決めるアイデアソンというパートで、テーマごとにグループにわかれた後、開発するソフトの内容についてアイデアを出し合いあいます。約2時間程度の議論した後、グループごとに発表。
この日はここまでで終了で、次週に今回の内容を踏まえ一日ひたすら開発するハッカソンというパートが行われ、いちおう夕方にはひとつのサービスが完成するという流れになっています。
アイデアソン 運営ガイド - Google Developer Relations Japan:
ハッカソンとは(Hackathonとは) - IT+:
東京などではかなり頻繁に実施あれているようですが、福井では有志により年に何度かしか実施されていないようです。
参加者は休みを潰してまで自主的に参加したとあって、かなり熱心に取り組まれてました(欠席者が1名もいない(全員参加)のがスゴイ!)。
参加された方に聞いたところでは、参加した目的は「自分のスキルアップのため参加した」という方から「なんとなく参加した」という方までいろいろな感じでしたが、共通していただのは、全員が楽しそうに、積極的に議論に参加いていたってことですね。
そうそう、次週のハッカソン終了後は、打ち上げで「やきとりの名門 秋吉」にいくことがセットされていて、その場での参加者確認では全員参加という・・・すでにそこまでがひとつのイベントとでもいうような自然な雰囲気でした(笑)
そういう楽しみもセットで参加されるんでしょうね。
会場の熱気は予想以上のものでした。日頃、仕事柄IT系研修の企画運営をしているんですが、企業から派遣されてくる参加者とはかなり雰囲気が違ってましたね。そのワクワクする感覚は実際見てみないと感じられなかったと思うので、実際に見学して良かったです。
職業技術者としてお客さんの要求にそったものを作るというのは仕事だから当然としても、自分の作りたいものを作るという行為は、今後、県内のソフトウェア開発人材のスキルアップやIT産業の活性化にとても大事になってくると感じました。
ということで、センターとしてもこういった前向きな活動を何らかのカタチで支援していけるよう、何か事業化できればな、と。ただ、うちが前にでると何か違うような気がするので、自主的な活動を支援するカタチでできるといいなー、と妄想しました。
以下、メモ的に。
- 実施にはチューターみたいな役割の人が複数人必要(今回のイベントでは四人)。
- チューター役の人も楽しんでいる雰囲気で、参加者も安心して参加できるような感じがした。(頼れる兄貴って感じ)
- チューターの存在がかなり重要
- 特に「こうしないといけない」というルールはないが、最初にドキュメント(GoogleDocsやDropbox)の共有の方法だけ説明していた。
- 技術的な疑問については、チューター役が相談にのる。ツイッターやフェイスブックで。
- 13時でアイデアソンが終了しても、ほどんどの方が残っていた。開発の役割分担まで決めてから帰ろうという感じ。そういう意味ではイベントを午前中にもってきたのは正解な気がする。
- 発表はみんなノリノリで楽しそうで、即興で演技しながらプレゼンしている人もいた。かなり面白かった(笑)
- 主催者のおひとりにお聞きしたところ、前回は、ほぼ一年前に実施したとのこと。本当は3ヶ月に一回くらいできると良いのかなー、ってことでした。
- 若い技術者の方はこういうイベントに積極的に参加して欲しい
- 当センターとしてもこういう取り組みを支援していかないといけない。
- 今回の「HTML5&JavaScript」は、かなり良いテーマ。
- 結論いうと、大感動!
- このロゴもいい雰囲気で、こういうパーツも大事なんでしょうね。
あとは当日のスナップ
当日のスケジュール |
グループわけ・・・作りたいテーマに自由に立候補 |
討議中 |
盛り上がる発表 |
開発ソフト名がでそろった |
ついでにandroidキャラと記念写真 |
次週はハッカソンということで、参加者の方には、ぜひがんばっていただきたいです。
# 優勝者にうちから何かノベルティ的なものがだせるといいな。
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